災禍の樹<ロンギヌス>/災禍の枝<ブランチ>
第三次世界大戦中、突如宇宙から飛来し、南極に突き刺さった数百〜数千m級の謎の物体。
世界に甚大な被害をもたらしたこの物体は、
その形態から『災禍の樹<ロンギヌス>』と呼ばれる。
本体からは地下茎のような『災禍の枝<ブランチ>』が各地に張り巡らされ、
世界各地の大都市から大量に突き出た結果として、各国の政府は壊滅してしまう。
また、樹または枝によって人体が傷つけられると<コード>に感染し、
<コード>に対して適正があった場合は、『再生者<リジェネレーター>』となる。
本体である『災禍の樹』は傷つけられても即座に再生するため、
破壊は実現できていないが、増殖する『災禍の枝』は破壊可能であることは
判明しているため、残った勢力とギルドによって、度々攻略作戦が展開されている。
なお、『災禍の樹』と『再生者』は『少女の声』を介したネットワークとして
構築されており、『再生者』になることで『災禍の樹』に<フラグメント>として
情報が登録される。
特定の条件を満たすと、それを引き出し、使用することができるようになる。
また『少女の声』はコンピューターにおける“OS”のような役割を持つとされており、
この“OS”は『HYMN−OS(ヒュムノス)』と名づけられている。